どうして私はこんなに家事をうまくこなせないんだろう…。
なぜみんなみたいにできないんだろう…。
こんな風に思ったことはありませんか?
情報に溢れかえっている現代、雑誌・ブログ・SNSなど
素敵で丁寧な暮らしをしているひとの情報をたくさん見かけます。
そのたびに自分との違いを感じて落ち込み、
「私もちゃんとやらなくちゃ!」と挑戦しては挫折。
どうして私はできないんだろうと自分を責めてしまう…。
私自身こんな経験が何度もあります。
そんな時に出会った一冊の本。
家事に対する考え方を知り、少しの工夫をしたことで、
今では随分と日々の家事も心もラクになりました^^
今回は、そんな過去の私のように悩んでいるひとに、
私の心が軽くなった家事に対する考え方を4つご紹介したいと思います。
本の紹介
タイトル : さよさんの「時短家事」スタイル
著者 : 小西紗代
発行所 : 株式会社三笠書房
第1刷発行: 2016年11月5日
掃除・洗濯・料理・整理収納とカテゴリ別に、
手間をかけずストレスフリーに行う為のアイデアがたくさん詰まった本です。
家事に時間がかかってしまうことが悩みだった私は、
「時短家事」というワードを見て即座に手に取りました(笑)
活字がぎっしりの本はあまり得意ではない方なのですが、
文字が大きく写真をたくさん使って解説されているので、
私のような方でも読みやすい本だと思います♪
心がラクになる、家事についての考え方4つ
この本では、時短家事のアイデアはもちろんのこと、
家事に対するさよさんの基本的な考え方についても語られています。
今まで家事に対して
「こうあるべき」という思いが強かった私にとっては
目から鱗がポロポロ…。
そこで今回は、私の家事に対する考え方を変え、
心を軽くしてくれたさよさんの考え方と
私が感じたことについてご紹介したいと思います。
家族と一緒にやるのが基本
「すべて一人でやらねば!」と
家事をなにもかも抱え込んでいるひとはいませんか?
さよさんによると、
お子さんと一緒に食事の準備をしたり洗濯物を畳んだりすることで、
家事の一部が自然と身に付いて習慣になり、
「お手伝い」という認識ではなく
「生活の一部」「家族の一員としての仕事」として行うようになるとのこと。
私もまさに「一人でやらねば!」と思い込み、
一人で家事を抱え込んで、こなせない自分にイライラとしていました。
私は夫と二人暮らしなので、
夫に家事をお願いしてみよう!と試みるのですが、
やり方を教えるのが面倒…。
「これはどうするの?」「あれはどこにあるの?」に
いちにち答えるより自分でやったほうがはやい!(笑)と思ったこともあります。
でも、さよさんがおっしゃるように
「家族と一緒にやろう」という意識をもって、
ひとつひとつ丁寧に伝えてみると、
やり方を把握して生活の中で自然とやってくれるようになりました。
「これってこんなに大変なんだね!」と理解してくれたり、
以前よりコミュニケーションが深まったように思います^^
メリハリをつける
家事がスルスルとはかどる時、何もやる気がおきない時、
体調や気分によって家事のモチベーションって変わってきますよね。
人間、そんな波があって当たり前!とさよさんはおっしゃいます。
できない時はできないし、やりたくない時は無理を押し切ってまでしないとのこと。
デリバリーやインスタント食品など手軽に済ませられるサービスを利用したり、
工夫して家事を軽減したりすることで家事パワーを充電し、
家族の誕生日やイベントの日は頑張る!
そんなメリハリが大事なのだそうです。
私はなんとなく体や気分が重くやる気が起きない時でも、
掃除スケジュールを立てた項目はすべてやろうとしてしまうタイプ。
気分が乗ってないから全部中途半端だし
それについて「なぜちゃんとできないんだろう」と自己嫌悪。
結果、疲れ切ってやりたいことは何もできない…
といったことを何度も繰り返してしまっていました。
でも、気分が乗らない時は無理しないことを意識するようになってから、
随分気がラクになりました。
今や世の中には便利なものやサービスがたくさんあります。
さよさんがおっしゃるようなデリバリーやインスタント食品もそうですし、
食洗器や洗濯乾燥機などの便利家電、食材宅配サービスなど、
日常の家事をこのようなものに頼ってみるのはとても有効な手段だと思います。
私は最初、
「こんなものを使うなんて怠け者だ…。」
「裕福な人が取り入れるものだ」なんて思い込みで
なかなか手をつけられませんでしたが、
勇気をもって一旦取り入れてみると、日々の幸せ度がグンとアップ!
はやく取り入れておけばよかったと後悔したほどです。
思い込みに惑わされず、自分の価値観にあったものやサービスを上手に利用して、
日々の満足度をアップしていきたいですね。
できる時にまとめてする「家事貯金」
この本を読んで、大きな気づきを得た中のひとつが
「家事貯金」という考え方です。
平日や、バタバタする朝は十分に時間がとれないのなら、
忙しい日の前夜や休日など、
時間の余裕がある時にまとめてやっておくというもの。
「できるときにまとめてする」と聞くと当たり前のように感じますが、
日々同じ家事を同じように坦々とこなしているという人が
意外に多いのではないでしょうか?
もちろん私もそのひとり。
この考え方を知って取り入れた中のひとつが、「冷凍弁当」。
週末にお弁当を作って、お弁当箱ごと凍らせます。
いつもバタバタしてしまう朝の時間。
週末たった1時間ほどの時間で、平日の朝に余裕ができ、
ヨガをしたり趣味に没頭したり
有意義な時間を過ごすことができるようになりました。
ほんの少しの工夫で
自分の好きなことをする時間がとれて、イライラも激減します。
みなさんも自分にあった家事貯金を実践してみてください♪
完璧な主婦像を追求しない!
幼い頃親から言われた言葉、SNSの情報、世間の価値観など、
「主婦はこうあるべき」といった思い込みは、
本人が意識せずとも自然と無意識化に根付いているものだと思います。
自分よりもうまくやりこなしている人を見ては、
私はなんでこんなにできないんだろう…と嫌になる。
挑戦してみても、完璧を求めれば求めるほどにしんどくなる。
そんな経験ありませんか?
私も何度そんな気持ちを味わったことかわかりません。
でも、そういった取り入れる情報の中から
「自分にできることだけを取り入れてみる」と、
なんだかいいかんじになったとさよさんはおっしゃいます。
「完璧」の感じ方はひとそれぞれ違うもの。
世間でいう「完璧な主婦」に当てはまらなくても、
自分や家族が心地よく過ごせていればそれでいい。
人から言われたことや情報に惑わされず、
自分なりの答えや軸を明確にして、
自分らしい暮らしをしていきたいですね。
まとめ
今回は、私が本から学んだ、
心が軽くなる家事についての考え方を4つご紹介しました。
いかがでしたでしょうか?
ついつい「こうあるべき」という
思い込みのままに行ってしまう家事。
世間の価値観に惑わされることなく、
少しの勇気と工夫で、自分らしくラクに楽しく過ごしましょう^^
考え方のほかにも、
家事を時短かつラクにこなすアイデアやテクニックがたくさんつまった本です。
ぜひ一度読んでみてくださいね。
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました~!
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